GDP=経済成長率で人類の繁栄と幸福を測れるのかという素朴な疑問が起きている。
経済学が現実に追い付いていないという見方もある。
ここ十数年のIT革命の本質は、情報伝達コストの劇的な低下だ。
今後、IoTであらゆるモノがネットにつながると、価格下落もとてつもなく激しくなる。
実際、現在も物価はもっと安く、人々の生活は統計が示すよりもっと豊かだという指摘がある。
経済同友会の小林会長は人々のウエルビーイング(幸福)の研究をもっとやって欲しいと指摘。
つまり、経済成長と逆の圧力がかかる社会でのこれからの指標を示して欲しいということだろう。