tom's eye 137. 書籍は消えるのか(未来の読書のカタチ)
tom's eye 136. 将棋棋士のAIとの共創をマーケティングに応用すると どうなる?
tom's eye 135. 未来の知識創造のカタチ
tom's eye 134. 「メモの魔力」(前田裕二著)の帯を見て
12月1日に拙著「スマホメモ」(CCCメディアハウス刊)が発売されたのを機に、
この手の本にどのようなものがあるのか調べていたのだが、
いきなりアマゾンの予約ランキングで第1位になった
前田裕二著の「メモの魔力」(幻冬舎 Neswpicks Books)に遭遇した。
彼は今を時めく起業家の一人で、SOWROOMの経営者。
若干31歳
予約時点で第1位とは恐れ入ったが、帯の内容を見てみると、
↓
いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術!
・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える
・メモで、本当の自分を見つめ直す
・メモで、夢をかなえる
◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。
なるほど、ほとんど自分と同じことを言っているではないか。
人は考えていることは同じだなと思った。
同時に若いのに立派だなと思った次第。
一言余計な感想を言わせていただくと、
「自分のメモが将来AIにつながる」ところまで言及しているかどうか見てみたい。
12月24日が楽しみだ。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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tom's eye 133. 地方創生の切り札:AIで都市・地方間の利便性の逆転が起る
東大の五神(ごのかみ)総長が登壇するセミナーを聴講した。
五神氏は元々物理学者で、政府主宰の未来投資会議のメンバー。
22回の会議を通じて、AIが社会に与える影響をこう総括した。
「AIを使って、スマート〇〇を実現とよく言われるが、それはどんなメリットをもたらすのかと言うと、
例えば、スマート農業は、小規模耕地で高い生産性を達成することができることが実証されいている。他の領域でも同じことができており、
つまり、細々とした個別に対応するようなことが、スマート〇〇で実現できることだ」と言う。
これまでは、“大規模、労働集約”が成長のキーワードであったが、これからは、
「知恵が価値を生み、個を生かす社会」になる。
そのことで、「都市・地方間の利便性の逆転が起る」とも述べた。
確かに、地方のスマート化=細々としたことに対応し、不便を解消してくれる社会が進めば、住む環境としては、自然に隣接している田舎の方が住んでいて気持ちいいはずだ。
こういった目線で地方創生のグランドデザインを進めることが鍵かもしれない。