AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 168. 海外赴任で学んだこと②マーケティング計画の時間配分の逆転

海外赴任で学んだこと②
 
マーケティング計画の時間配分の逆転
 
これまでは、設計、実装に時間をかけ、そこから一気に生産だった。
今は、設計、実装の時間を短縮し、すぐ生産へ。その後、頻繁にPDCAをかけ、
改善していくやり方に変わった。
 
もちろん、ITがそれを可能にし、今後も加速するのは自明のこととして、
 
学びのポイントは、
これは新興国に適したやり方だったということ。
 
言い方は悪いが、最初は見様見真似で実装してみて
やりながらブラッシュアップしていく
 
中国はそれであれよあれよと言う間に成長した
と言っても過言ではない。
 
もう一つは、資本がなくても可能なモデルだということ。
 
やる気がある人が、小金を持ち、集まって、たちまちビジネスを作り上げる。
そして運営しながら、資金を調達する。
これも新興国に適したやり方。
 
残念ながら、日本はこのマーケティング方式の逆転に
ついていけなかった
 
いずれにしても、この新しいやり方でグローバル競争が始まっている。
 
  

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芸能人のものまね大会

tom's eye 167. 海外赴任で学んだこと①改革開放と明治維新

今日から、海外赴任で学んだことシリーズ
 
思うに1980年代から40年間の
中国の改革解放は、
日本の明治維新に近かったのではないか。
 
現地に10年近くいて僕が目の当たりにしたのが、
自分たちを未熟と認めながらも、
「追いつき追い越せ」という
現地の人々の強烈なチャレンジ精神だ。
 
結局こうした強いモチベーションが
実際に目標に到達する原動力になっている。
 
理想のゴールを見つけると強くなる
 
これが人間らしさの一つかも。
 

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tom's eye 166.  思考の質が高い人たちが生まれるわけ

前回からの続きなのだが、現代日本
「思考の質が高い人たちが生まれるわけ」を考えている。
 
そうか、結論は、彼らは情報を能動的に選択してるからだね。
 
そこから情報だけでなく、人、モノ、コト含めて
質の高いものに出会っていく連鎖が始まるわけだ。
 
ある意味、ぐんぐん成長していく芸能人の育ちに似てるな。
ていうか、芸能人こそ、それを先んじてた人種だったんだね。
 
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tom's eye 165. 思考の質が高い人間がどんどん生まれている

SNS時代に入って、色々ブログだツイッターだを見ていると
その知識量や思考の質の深い人の多さに驚く
 
同時に、いわゆるフツーの人との格差が生まれつつあると感じる。
 
地球レベルで、さまざまな人や世の中から意見をもらう。
そこから刺激を受け、自らも体験する。
それを元に自分の思考を深める。
この繰り返しで自分自身の脳が鍛えられ、進化していく時代
 
このサイクルを高速に回して脳を鍛えている人は、
どんどん先に行ってしまう
 
しかも、性別年齢に関係なく、全世代的に起こっている感じ。
(若い人でも非常に成熟してる人がいる)
 
今後、彼らがAIを味方に付けると、脳力アップの加速度がさらに増すだろう。
 
ユバル・ノア・ハラリが「ホモデウス」で述べている
「新人類が生まれる」という予言は
あながち荒唐無稽と断じてしまうわけにはいかないな。
 
そんな時代に、自分はどう身を処すべきか。悩む。
 
閉じた社会からオープンな社会へ
そこからいろんなものを吸収し、成長していく
そのためには、自分をさらけ出す
 
これが、これからの生き方を考える出発点なんだろうな。
 
  

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脳が発達した超人類

tom'e eye 164. 学びは時短の流れへ

知識や学びは時短と細分化の流れがある
 
ITやAIの発達で教育コンテンツも
一対一で、きめ細かく対応できる社会になりつつあり、
 
一人ひとりの持つ知識や知恵の不足部分をコンテンツ化し、
コンパクトに脳に収容する方が効率がいいからだ。
 
その中で、学びの形態として、
テキストからビジュアルやインフォグラフィック
さらには動画化の流れがある。
 
動画は五感を駆使して吸収できるので一番理解しやすいが、
必要ない所も見なきゃいけないなど
自分で時間をコントロールできないデメリットがある。
 
なので、動画での学びは
見たい箇所がすぐ見れるように
章立てして切り刻むなどの工夫が必要だ。
 
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tom's eye 163. スマホメモでは、できないこと ​

最近、「スマホメモ」※では、できないことを考えている。
 

 ※「スマホメモ」とは筆者が最近出した本 ↓

スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術

スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術

 

 

その一つ。

例えば、長い文章や論文に遭遇した時、
あるいはセミナーや取材で相手の言ってることをたくさんメモした時、
それを蛍光ペンでマーキングする行為って大事
 
しかし、これは今のスマホメモにはできない。
 
そもそもマーキングって何が大事なのか考えてみた。
 
人間は思ったこと、気づいたことを脳に擦り込もうとする時、
長い文章だと俄かには擦り込まれない
 
ここの部分だけ見て!」とハイライトすると
脳にすんなり入ってくる。
 
それと、1回では脳に刷り込まれない。
 
マーキングという行為自体が、
大事な所は2回、3回は見なさい。
繰り返し見ないと刷り込まれないないよ
という昔からの人間の知恵を示している。
 
だから大事なのか。今更ながら
 
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tom's eye162. 企画書は「頭書き」をきちんと書こう

 
よく仕事で、「トムさんには頭書き※を書いてください」と頼まれるんだけど、
頭書きを書けない人って結構いるんだよね。
 
 ※我々、頭書き=「あたまがき」と発音し、よく使うんだけど、
  企画書の1頁目とか前段部という意味。
  調べたら、これって業界用語なんだね。

 

そもそも頭書きって何だろう
 
提案の大元をどう捉えているかということだろう。
つまり業務の捉え方=スタンス
 
これって大事なことであり、聞き手にとって一番聞きたいことの一つでもあるはず。
 
なのに疎かにしている人や企業が何と多いことか
そもそも、「頭書き」っていうコトバ自体がその意味を軽んじてる雰囲気がある。
 
その一番の原因は、自分の仕事がプロセスの一部っていうことは認識しつつも、
それをマザーにして考えちゃうので、局所的な捉え方になり
またソリューション優先で考えてるので、
「頭書き」はあくまで「頭書き」に過ぎなくなっちゃうんだろうな。
 
でも冷静に考えると、
そういう仕事のやり方って自分の為になってるのか
というとなってないよね。
 
「頭書き」をきちんと考えることは
仕事をプロセスではなく、包括的に考えること
 
だから、自分をバージョンアップさせることにつながる
と思う。
 
 
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