自分の頭で考えるって何だ? 「自分の頭で考えよ」という言葉は昔からよく耳にしますね。この言葉の重要性は、現代社会で益々高まっているように感じます。 「でも始終考えてるって疲れるし、意外に大変なんだよね~」と思うのは私だけではないでしょう。 考…
パワポカラオケをご存知か。 それを日本に広めた青木竜也君の記事が8月7日の日経に出ていた。 2015年に「米グーグルの社員がパワポカラオケ大会で優勝」という記事に遭遇したのがきっかけだそうだ。 何をするかと言うと、要は決められたテーマに沿ってプレゼ…
日経主催の世界デジタルコンファランスで、東大発のスタートアップのストックマーク株式会社CEOの林さんの話を聞いてきた。 テキストデータ解析によるデータドリブン経営というテーマだったが、 ユニークだったのは技術ではなく、 「自律的に収益を生み出す…
三八(サンヤツ)広告というのをご存知だろうか。 新聞の一面の下にある書籍の広告欄のことを指す。 15段のうちの下の3段を使って、ヨコに8つに分けた広告スペースなので、略して三八というのだ。 ああっ、あれね。と思い出す方も多いだろう。 いつからこの…
ツイッターにも書いたが、インスタグラムの世界的な普及やTicTokの流行など、 世の中、テキストからビジュアル化、動画化の流れが加速している。 その結果、世界の人々が不特定多数の人々に、 顔を見せる機会が格段に増えているのを感じる。 例えば、どの企…
今なら冷静に見れる。 振り返ってみれば博報堂の35年は、スペースブローカーから知恵に 対価が移行していく過渡期だった。 しかし、よく考えると長すぎないか。 既存の組織に属してしまうと、既得権益が邪魔をして、どうしても改革の速度が鈍ってしまう。 日…
実はツイッターもやりはじめた。 →tom's eye 博報堂OB. 未来のマーケティングを洞察中。@tomseye1 恥ずかしながら、フォロワーはまだほとんどなし。 この際、ブログには書いてない所をピックアップしておこうと思う。 「ツイッターやブログは自分の価値発揮…
tom's eye 189. 日頃検索していて思うこと。 検索の質をAIを使って上げることはできないかな。 いつも思うのは、広告がうざいのと古い情報が混在していることだ。 さらに情報の深掘りのための検索の時、 例えば分析的な情報のあるものに絞り込んだり、 「こ…
幣著「スマホメモ」に対するブクログのユーザーの感想。言いたいことが伝わってうれしい。 ↓ 「情報過多の現代では、インプットの作業の方が圧倒的に多くなり、アウトプットがなかなか出来ていない状態だ。著者が言いたいことの一つには、このインプットとア…
独立して思うのは、個の価値と自由を見つめられるようになったことだ。 絶えず自己の価値を研ぎ澄まさねば生きていけない危機感と 一方、何物にも巻かれないという選択の自由、インディペンデント感が心地いい。 起業やフリーランサーの矜持は、そこらへんに…
2016年、モネの晩年の大作「睡蓮・柳の反映」がルーブル美術館の収蔵庫で見つかった。それは長く埋もれ、腐食が進行、大量の埃も堆積し、さらに上半分が消失していた。 それを復元するプロジェクトをNHKスペシャルで見た。 筆者は、特にAIで上半分をどう復元…
前回、クルマの自動運転の普及で、 移動時間をどう過ごすかというマーケティングが浮上すると書いたが、 その時、人々はどう対応するだろうか考えた。 2パターンあると思う。抽象化して言うと、 一つは消費。それこそ周りの景色を眺め、ボーっと過ごしたり、…
クルマの自動運転が普及してくるとどうなるか。 意外に意識していないのは、敏腕ドライバーからすると、かったるい運転が増えて、いらいらする人が続出するのではないかということだ。 AIは安全運転を前提として設計されるから、速度違反は言語道断、無理な…
僕は「スマホメモ」を出版したように、普段のメモはほとんどスマホで済ませている。 でも紙のノートもいまだに使っていて、例えば、講演者の話を大量にメモしたり、個人作業で、全体を俯瞰してまとめたり、矢印や枠囲いなどして関連づけしたりする時にはいま…
筆者はかねてから教育の大転換が起るとみている。 先の日経新聞に大学を再定義する大学ミネルヴァ大学(サンフランシスコ)と題し、そこで実践されていることが紹介されていたので紹介する。 「本やネットで調べられる知識は前もって学んでおくことが求めら…
AIとは何か。AIをどう使いこなせばいいのか。 その議論がいまだかまびすしいが、アジェイ ・アグラワル トロント大学 ロットマン経営大学院教授のコメントが明快だ。 「人工知能をシンプルに考えると、要するに予測を安くできる技術です。」(日経ビジネスよ…
アベマTVで4月6日叡王戦で藤井7段がゲスト解説。 じっと見ていたら、特に終盤での選択肢の発言で目ウロコになった。 「たとえ敵の龍が自玉に横付けになっても、詰まなければそれも選択肢」 という見方に一同が感服していた。 自分に転用できそうな教訓があり…
将棋の次の一手の世界はどんどん変化している。 AIの導入によって、今までに見たこともない手が続出しているのだ。 これがイノベーション後の世界の実相かもしれない。 その姿をざっくり言えば、 今までの常識と思われていたものが相当変わる。 では、AIのど…
博報堂時代、と言っても5年前まで勤めていたが、マーケティング上では、ブランドイメージは非常に重要な位置づけであり、メシの種でもあった。 例えば、多くのB to B企業さんに、「企業イメージは非常に大切で、TVCMは大切な役割を果たします。」なんてご高…
以前、民放の東大生番組ブームは、 「これからの人間に必要な能力を見極めていない。」 「木を見て森を見ない民放や視聴者の民度の低さを示している」 と述べたが、それは完全に筆者の誤りだった。 昨年「東大読書」がベストセラーになるなど、 いまだに東大…
働き方改革の一環で、「理想のオフィス」の試行錯誤がなされてるが、 例えば、アドレスフリーだとか、We work的なオフィスだとか 個人的にはいずれもピンと来ない。 オフィスと聞いた途端、萎えている自分がいる。 一方「リゾート地のプールで指示を出す俺は…
リクルートジョブズが実施した「企業規模に関する意識調査」(2018年12月実施)で、 「どの程度の企業規模なら働いてもよいか」という質問に対し、 「300人未満」が66.5%となった。 個人的にはびっくり! 今時の若い人は、従業員がやたら多い会社では働きた…
ためしてガッテンを見ていていつも思うのは、 (そんなにいつも見てるわけではないが) 例えば、◯◯解消法など一番知りたいノウハウの紹介が遅いこと。 番組の構成上やむを得ないのはわかるが、 見ている側は結論を早く知りたいのでその進行がかったるいのだ…
かなり多くの中国人は日本に住みたいと思っているはず。 これが僕が中国に8年近く住んでみての実感だ。 その理由は明快で、日本は安心、安全だからだ。 彼らは日本社会全体がそれを優先していることに 羨ましさを感じているのだ。 背景にはやはり共産党の一…
結論から言うと、 勉強にマーキングは絶対必要な行為だと思う。 最近発売された「DAIGOの超効率勉強法」(学研プラス)の中に、 非効率勉強法のいの一番として、 ハイライトまたはアンダーラインは必要ない とあったが、 個人的には意義あり。 例えば、「794…
人生の勲章はと問われれば、パスポートかな。 2冊共増刷し、その厚さを見れば分かるが、 人一倍移動の多い人生だった。 一番失ったのは主体的に作れる時間。 (移動時はそれができにくいという意味で) 逆に、物理的な動きが制限される機内の中で 何か主体的…
拙著「スマホメモ」のアマゾンで嬉しいコメントを頂いたので紹介。 ↓ 「就活生です。小学校高学年からiPod touchやiPhoneでメモを取っていた私にとって、「こうなんじゃないかな」と思っていたことを全て伝えてくれていた本で、完全に共感できました。つい最…
海外赴任で学んだこと② マーケティング計画の時間配分の逆転 これまでは、設計、実装に時間をかけ、そこから一気に生産だった。 今は、設計、実装の時間を短縮し、すぐ生産へ。その後、頻繁にPDCAをかけ、 改善していくやり方に変わった。 もちろん、ITがそ…
今日から、海外赴任で学んだことシリーズ 思うに1980年代から40年間の 中国の改革解放は、 日本の明治維新に近かったのではないか。 現地に10年近くいて僕が目の当たりにしたのが、 自分たちを未熟と認めながらも、 「追いつき追い越せ」という 現地の人々の…
前回からの続きなのだが、現代日本で 「思考の質が高い人たちが生まれるわけ」を考えている。 そうか、結論は、彼らは情報を能動的に選択してるからだね。 そこから情報だけでなく、人、モノ、コト含めて 質の高いものに出会っていく連鎖が始まるわけだ。 あ…