AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

働くとは

tom's eye 175. 働き方改革。オフィス改革。発想の転換したら

働き方改革の一環で、「理想のオフィス」の試行錯誤がなされてるが、 例えば、アドレスフリーだとか、We work的なオフィスだとか 個人的にはいずれもピンと来ない。 オフィスと聞いた途端、萎えている自分がいる。 一方「リゾート地のプールで指示を出す俺は…

tom's eye 174. これから人数が多い会社は敬遠される?

リクルートジョブズが実施した「企業規模に関する意識調査」(2018年12月実施)で、 「どの程度の企業規模なら働いてもよいか」という質問に対し、 「300人未満」が66.5%となった。 個人的にはびっくり! 今時の若い人は、従業員がやたら多い会社では働きた…

tom's eye162. 企画書は「頭書き」をきちんと書こう

よく仕事で、「トムさんには頭書き※を書いてください」と頼まれるんだけど、 頭書きを書けない人って結構いるんだよね。 ※我々、頭書き=「あたまがき」と発音し、よく使うんだけど、 企画書の1頁目とか前段部という意味。 調べたら、これって業界用語なんだ…

tom's eye 159. 日本の会社は、やる気のない社員が7割。本当か?

日本の会社は、やる気のない社員が7割。 米ギャラップが企業の従業員のエンゲージメント (仕事への熱意度)を調査したところ 「熱意あふれる社員」の割合は、米国が32%なのに対し、 日本はわずか6%にすぎなかった。 調査した139カ国中132位と最下位級だ。 …

tom's eye 148. AIによる点数化は何をもたらすか ​~AIが先行する将棋界から学ぶ

将棋では昔から振り飛車は居飛車より不利と言われていたが、 その根拠としては、 最終勝率が居飛車より明らかに低いこと、 飛車を横に動かす一手分損するから などと言われていた。 その感覚は概ね正しかったわけだが、今はその根拠をAIが示してくれる。 ど…

tom's eye 142. 研究者になろう

トヨタイムズの豊田章男社長とイチローの対談をyoutubeで見ていたら、 イチローが「研究者になろう」的な主張をしていた。 直感的に、いい言葉だなと思ったが、 なぜか、 単純な機械労働や知的作業がAIロボットに代替されていく中で、 人間の役割の再定義が…

tom's eye 140.「労働」や「学び」の再定義が始まっている 

山極寿一京大総長は語る「50年までの技術進化で人類は転換点を迎える」 遺伝子を操る技術が人類の夢だった「不老」の扉を開き、 AIの進歩が労働や学びの再定義へと駆り立てる。 そして人間と機械の境界も崩れる。 テクノロジーの進化が生き方や社会の仕組み…

tom's eye 138. 時空を超えた知識創造の仕組みづくりが問われている

今後のマーケティングの動向を洞察したうえで、 これから起ることの3つの潮流のうち、その②は知識創造行為の再構築だ。 背景には第4次産業革命がある。 ざっくり言うと、人類はものづくりが価値を生む社会から、こと(=サービス)づくりが価値の中心になる…

tom's eye 120. 副業する時間なんてあるのか

副業の時代到来と言っても一つ忘れてることがないか。 1日は24時間しかないし、そのうち7時間は寝ないと人間まともな生活はできない。 今まで正業に何時間かけていたのか知らないが、さらに副業に手を染めて それで普通の生活のやりくりができるのかな。 ​

tom's eye 116. 働いている人は中々辞められない社会に

2020年頃を境にして日本は労働人口減少社会に転じると言う。(みずほ総合研究所 堀江奈保子氏) 何を意味するかというと、全体の国力が確実に削がれていくのが避けられないのと、 だからこそ生計を維持するために、働いている人は中々辞められない社会 にな…

​tom's eye 114. 人生100年時代のキャリアプランの作り方

前にも書いたが、企業と個人の関係は1対1になっていく。 個人は、自分の履歴書を世界を束ねるギグエコノミーのプラットフォームにアップし、その都度、自分を買ってくれる企業と契約し、働き、対価を得るようになる。 その時、何が基準になるかと言うと、履…

tom's eye 102. ​​働き方改革は、働く場所改革でもある

アップルやフェイスブックは、オフィス内に広場や中庭を設けたりして、開放的な気分にさせ発想を促したり、平屋や低層階形式にして偶然の出会いを高めて効果を発揮しようとしている企業として有名だ。 しかし一方で、自分の居場所を決めて、パーテーションで…

​tom's eye 97. 1回目の就職をゴールにするのはもう止めよう

Tom's eye 85. 「同一労働、同一賃金がもたらすもの」で示したように、日本の会社も、進化したマッチング技術で、その時必要な人材を一時的に求めるようなフリーランスの社会になっていく。 端的に言うと、終身雇用制はもう時代遅れ。 その時々のニーズに即…

​tom's eye 91. 人づくりはリーダーづくり、リーダー量産の時代だから大変

そもそも、人間社会は、養ってもらう。養ってやるの二タイプの人間から出来ている。 これは認めたくなくても、認めざるを得ない事実た。 古くは養ってやるの役回りはお父さんであり、会社では社長、社会全体では政府だ。 養ってやる役回りは、別の言い方で言…

tom's eye 85. ​同一労働、同一賃金は何をもたらす?

政府による働き方改革推進策の一環で、2019年度から同一労働同一賃金の運用が開始される。 職能給から職務給へ。 職能給は年功序列に相関する今までの形。 職務給は年齢に関わらず期待される職務に関し設定される給与。 つまり、年功序列インパクトをなくす…

tom's eye 83. ​人手不足は悪いことか?

今、新聞は、そこかしこで人手が足りないと喧しい。 人手不足は悪いことなのだろうか。 人余りよりはるかにいいのではないか。 リーマンショック後の日本の雰囲気を思い出してみよう。多くの人が失職の恐怖に怯え、相当悲惨だったと記憶している。 2017年7月…

tom's eye 56. AI時代とは? ロボット・コンシェルジェ

自分の脇に、ロボット・コンシェルジェがいて、 例えば、色々なデータを言うだけで整理してくれたり、自分が欲しいデータを瞬時に引き出してくれたりしたら楽だろうな。 まずは、第1段階として、そういうデータ整理&引き出しAIロボを売り出せば、かなり需要…

tom's eye 46. これからの会社とは(働き方改革)

ニューヨークを本拠地にブロックチェーンの分散型アプリやツールを開発しているコンセンシス社は、 最先端のマネジメント科学に基づくホラクラシーというワークスタイルを取り入れている。 その基本方針は、 ①役職ではなく役割 ②権限の委譲ではなく分散 ③社…

tom's eye 43. 副業解禁の狙い(働き方改革とは)

多くの会社が副業OKに走り出す動機の本音は、社員のつなぎ止めだと思う。 シェア社会の進展で有能な社員は余った時間を他の収益モデルにコミットしたい。 実際、副業なし正社員でいるよりもフリーで色々な収益機会を築いた方が身入りが良い社会になってくる…

​tom's eye 28. 働き方改革 2方向

働き方改革は、雇用形態を二つに分けて考える必要がある。 一つは、定型化した業務中心の労働力としての雇用。 もう一つは、創造的な業務中心の成果を上げるための雇用。 今、議論すべきは後者。 ワークスアプリケーションズCEO 牧野氏(2月25日 日経)より …

tom's eye 26. ゆとり教育と働き方改革(は・た・ら・く とは)

ゆとり教育、働き方改革。この2つは共通のコンセプトだ。 人間が豊かに暮らすにはどうしたらいいか、働き方という本丸に来た。 向かう先は、「豊かな暮らし」や「人の幸せ」の定義に。 経済を超えたもの、つまり、「心の持ちよう」に話が及ぶのは必至だ。