自動運転の世の中はいつ訪れるのか。
その辺の道のそこかしこで、自動運転車が走り回っている光景が来るまで、実はまだまだ時間がかかる。
何故なら、それを実現するためには、いかにAIでもあまりに変数が多く、解決しなければならない課題が無数にあるからだ。
従って、特定地域、一部区間を自動運転可の道路に設定し、それをじわじわ増やしていくろいう展開イメージになるだろう。
まず、ターゲットになるのは高速道路だ。
何故なら、そこには歩行者や信号という変数がなく、自動運転のための環境予測がしやすいからだ。
一方で、冷静に考えると、あらゆる街での自動運転が実用化されるまでは、
道によっては、相変わらず人間がドライバーとなって運転し続けなければならないということだ。
その運転手が他人であるとすると、コストは当然かかるわけで、
自らが運転者となって自分や家族を運ぶ方が安上がりであり続けるわけだ。
ライドシェアというビジネスモデルは、資産の効率運用という側面では、確かにそうだが、
相変わらず人が運転手となって介在し、その人が他人であれば、そのコストは加算されるということ。
ウーバーはまだまだ労働集約型産業なのだ。