AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 74. AIと人間の決定的な違い

「​AIと人間の違いは、情動があるかないか

情動とは生き残りたい存在したいという欲求

情動は、アルゴリズムに落とし込めないもので、脳をコンピュータに接続しても、置きかわりにくい。

その力がより重要になるこれからは、むしろ意識して鍛えなければならない。」

 

以上が、有名なロボット学者である大阪大学大学院教授 石黒 浩さんが ハーバードビジネスレビュー2017年5月号『知性を問う AI時代の価値とは何か』で述べていたこと。

 

このあたりは、この tom’s eyeの49~51「生き抜く力とは」 で述べていたことと符合する。

筆者のこのブログの一つのテーマでもあったので、思わず手を打った。

 

石黒氏が、もう一つ述べていたので面白かったのが、

 

「将来、ほとんどの人間が仕事から解放されるだろう

人生を学習と仕事の二つに分けるとすれば、今後,、

学習の比率が八割、仕事が二割と大きく逆転するのではないか。

究極的に肉体を提供する仕事が一切なくなれば、全ての人間が学習だけに専念し、哲学者に変わる。」

 

なるほど。

生涯学習時代の到来』か。

 

筆者もそんな感じがしている。

 

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