AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 92. 未曽有のバーチャル・リアリティ時代へ

1876年​ベルの電話の発明によって、コミュニケーション手段は対面から電話へと拡大した。コミュニケーション手段が時空の「空」を超えた。

 

その代わり、伝える(媒介する)手段は、全身から口語の言葉になった。

(対面の場合、口から発っせられる言葉だけではなく、顔の表情、身振り手振りなども、言いたい事を伝える大いなる手段であった)

 

20世紀インターネットの発明によって、コミュニケーションは電話からメールになった。コミュニケーション手段は「時空」を超えた。

 

その代わり、媒介するものは、口語からテキストになった。

テキスト言語は、対面のように全身で伝えることはできないのはもちろん、口語のように抑揚も伝わらず、いわゆる文字という象形化された記号だけで伝えたいことを表現しなければならない。

 

これによって、人類はかつてなく、脳を鍛えなければならなくなった

と同時に、このメールというコミュニケーション手段が色々便利だし、らくだと言う事も体感した。

 

何故なら、対面は全身対応なので疲れると共に時間を消費する。

電話も同じく、時間を消費してしまう。

 

それに比べれば、メールは脳対応だし(全身対応ではない)、休み休みアクセスできるので、体は楽になった。

 

いつしか人は、全ての人に面着するのは面倒と感じるようになった。

 

同時に、バーチャル上でかつてない多くの人と接することができるようになった。

 

人類は、未曾有のバーチャルリアリティ(VR)時代の入口に立っているいると思う。

 

          

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