AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

Tom's eye 127. Schooに出演して思ったこと

先日、「Schoo」(https://schoo.jp/)という学べる生放送コミュニケーション番組に
出演させていただいた。
 
テーマは、「プレゼンは中身が9割」
内容は拙著「博報堂で学んだ負けないプレゼン」を実践形式で講義したもの
(ちなみに、第2回は12月6日(木)20:00~よりライブでやります)
 
で、実際に講義側として出演して感じたことは、講義が終わると、「お疲れ様でした」と
次のモードに切り替えるスタッフ側の切り替えの早さ。
ここはこうした方がよかったですねの反省会モードはほとんどなく、「はい、次」と進んで
行ってしまうネット社会の実相だ。
 
もちろん、システムとして、講義後数日して、授業中の発言コメントや受講後の評価などが送られてくるので、PDCAはきちんとできるようになっているのだが、筆者が気にしたのはその余韻のなさだ。
 
スタッフが悪いと言っているのではなく、こういった知識産業も、そういうシステムで次々と切り売りされていく社会の実態に感慨深かった。
 
今までネットコンテンツを見る側として、次から次へと情報を処理していく、言わば
ザッピング脳」を身をもって感じてきたが、与える側、つまりコンテンツを作る側としても
改めて実感した次第だ。
つまり、与える側も次から次へ情報としての刺激を与えていかないと、コンテンツは
あっという間に、泡のように雲散霧消する。
 
人間の頭の中は絶えず忙しく回転せざるを得ない世の中になってきている。

 

           f:id:sudotom:20181127105345p:plain