AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 132. トランプ後の世界~これからの社会像①世界が一つになっていく

Tom's eyeでは、今後のマーケティングの動向を洞察してきたが、その総括として、
これからの社会像に焦点を当てて、3つの潮流として浮き彫りにしてみたい。
今日はその一つ目。
 
この50年で人類の生活ライフスタイルに最も影響を与えたもの
は何か。
それはスマホであろう。
道を歩いていても、電車の中でも、はたまた家の中でも人々はスマホに見入っている。
枕の横にスマホを置いて寝ている人もすくなくないのではないか。
 
スマホは何故それほど人を魅了するのか。
 
その理由は拙著「スマホメモ」でも書いた通り、一つは世界の情報を瞬時に取り入れる
世界のファインダー機能
 
もう一つは、瞬時に世界の人々とつながる機能だ。
 
つまり、世界単位での情報のやり取り、世界単位での人々のつながりが日々濃密になっている。
このことは、間違いなく世界が一つのマーケットになっていくことを
示唆している。
 
何故なら、そういうやり取りが助長されることによって、人々の興味範囲が世界単位になって
きているからだ。
 
既にビジネスは国境を越えているが、人々の移動も世界単位なってきている。
移民はその一つの証左だ。
世界の情報に接して、もっといい国、もっといい生活を知り、人々は移動を始めている。
 
2017年トランプ大統領が出現して以降、貿易戦争や移民制限など、人々や国の分断や
分裂がクローズアップされているだが、
大きな潮流で見れば、世界が一つになっていく前ぶれとしての反動
現象なのではないか。
 
つまり、これからの社会像①は「世界が一つになっていく」だ。
 
    é¢é£ç»å