AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 141. TVをぼーっと見ていて思ったこと

1月2日。箱根駅伝を漫然と見ている。
 
何時間もTVの前でボーっと見ているのは久しぶりだ。
ちょっと前までは毎日そんなことを繰り返していたのに。
 
そこに時代の変遷を感じた。
 
それは、
 
ざっくり言うと、TVの出現まではリアルの時代だった。
人間同士のリアルコンタクトで生活が形作られる。
 
それが茶の間にTVが来てバーチャルの時代に入った。
TVの前で何時間見ていても全く飽きなくて、どんどん時間が過ぎていく。
つまり、それは情報を漫然と見る受動接触の時代だった。
 
そして今、与えられた情報を漫然と見るライフスタイルから
自ら能動的に取捨選択する時代に移行しつつある。
 
ネットに常時接続したスマホによって、ごまんとある情報を選択することができる。
逆に言うと、選択せねば脳が納得しない時代だ。
 
情報の自主選択なので、当然脳は活発に活動するようになる。
 自分なりのインプット、自分なりの消化、自分なりの発信で脳が活性化する時代。
 
自分は何に興味があるのか、自分は何を蓄え、何を発信し、何を成し遂げていくのか、
情報の能動選択によって、否応なくそんな課題を突き付けられる。
 
強制的に個のアイデンティティを考えさせられる時代。
全く新しいライフ創造の時代になる。
 
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