アマゾンやグーグルが何故TV CMをやるのか。
通り一遍の回答は、非ネット層に認知を得るためだろう。
TVは絶滅危惧種て言われて久しいのに、
今をときめくGAFAがその価値を認めているわけだ。
そう。TVCMは死んでいない。
その価値とは何だろう。
「TVCMはアート。そこには夢がある。だから僕はCMが好き。だから博報堂に入社した。」
40年前、僕が入社時の論文で書いたのはそういうことだった。
しかし、教育研修所長から言われたのは、TVCMはあくまでコマーシャル=商業だ
ということだった。
今、グーグルやアップルのCMを見ていると当時の思いが蘇ってくる。
率直に言って、庶民に夢があるCMを作っている。
40年前と同じいうことだ。
TVCMの要素は論理的に言えば、アートと商業の融合だか、
アートの側面があるのを見逃してはいけないということ。
結論。TVCMは夢を諦めていないのだ。
そこには、世界のクリエイターが全力で関わってきた。
そこが価値の源泉なのではないか。