よく仕事で、「トムさんには頭書き※を書いてください」と頼まれるんだけど、
頭書きを書けない人って結構いるんだよね。
※我々、頭書き=「あたまがき」と発音し、よく使うんだけど、
企画書の1頁目とか前段部という意味。
調べたら、これって業界用語なんだね。
そもそも頭書きって何だろう。
提案の大元をどう捉えているかということだろう。
つまり業務の捉え方=スタンス
これって大事なことであり、聞き手にとって一番聞きたいことの一つでもあるはず。
なのに疎かにしている人や企業が何と多いことか。
そもそも、「頭書き」っていうコトバ自体がその意味を軽んじてる雰囲気がある。
その一番の原因は、自分の仕事がプロセスの一部っていうことは認識しつつも、
それをマザーにして考えちゃうので、局所的な捉え方になり、
またソリューション優先で考えてるので、
「頭書き」はあくまで「頭書き」に過ぎなくなっちゃうんだろうな。
でも冷静に考えると、
そういう仕事のやり方って自分の為になってるのか
というとなってないよね。
「頭書き」をきちんと考えることは
仕事をプロセスではなく、包括的に考えること
だから、自分をバージョンアップさせることにつながる
と思う。