パワポカラオケをご存知か。
それを日本に広めた青木竜也君の記事が8月7日の日経に出ていた。
2015年に「米グーグルの社員がパワポカラオケ大会で優勝」という記事に遭遇したのがきっかけだそうだ。
何をするかと言うと、要は決められたテーマに沿ってプレゼンテーションするのだが、次々に出てくるスライドがプレゼンターには何が出てくるのがわからないのがミソ。
また、笑いを取るのが目的にされているのもいい。
例えば、「今日はおじさんをテーマにプレゼンします。まず紹介するのは愛されているおじさんです。どうぞ!」と言うとスライドに出てきたのはシロクマの写真、「えー、癒し系おじさんですね。匂いはきつめですが、紙はふさふさです。」(記事抜粋)
この経験を重ねれば、瞬時の関連づけ、笑いを取るコツが身についていく。芸人の訓練方式と似ている。
アドリブ脳を鍛える教育法としていいのではないか。
アドリブ脳が何故現代の必須能力かと言うと、自己発信社会になった今、プレゼンは欠かせない能力であり、
その中で当意即妙と笑いはプレゼンの大切な要素であるからだ。
例えば、宮迫と吉本社長のあの記者会見の場を想定してみよう。
洗練度の違いを誰もが感じただろうと共に、それがセルフブランディングにいかに大きな影響を与えるかを示した典型的な例だ。