AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

tom's eye 118. 将棋界とAIをウオッチせよ

AI

​今の将棋界の潮流を追うことは、近未来の人間とAIとの付き合い方を見通す参考になる。 昨今の棋士は、棋士同志の研究会より、自宅でAIソフトと向き合って棋力を磨くのが主流だと言う。 少しでも強い相手と組んで研究するのが常識とされてきたが、様変りだ。…

tom's eye 117. 理想の教育

空前の将棋ブームだと言う。 筆者も根っからの将棋ファンなので、うれしいことだと思うが、何故これほど関心を呼ぶのだろう。 すい星のごとく現れた藤井聡太四段がその主因には間違いないが、 一つには、AIと人間の関係が今後どうなっていくのかをウオッチす…

tom's eye 116. 働いている人は中々辞められない社会に

2020年頃を境にして日本は労働人口減少社会に転じると言う。(みずほ総合研究所 堀江奈保子氏) 何を意味するかというと、全体の国力が確実に削がれていくのが避けられないのと、 だからこそ生計を維持するために、働いている人は中々辞められない社会 にな…

tom's eye 115. 先を見通す力

​将棋の強くなる一つの方法は、数手後の景色(客観的な形勢判断)が見えるようになることだ。 その局面の見極めの正確性が、強い弱いの分かれ目と言ってもいい。 プロ棋士になっても、この基本的なことに悩むことが多いと言う。 ことほど左様に、人間は、自…