2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昨今の企業の従業員に対する守秘管理、コンプライアンスがどんどん高次元になっている。 友人から具体的に聞いた話だが、社員の在宅勤務など働く場所が自由になる代わりに、パソコンで使う情報は全てクラウド管理。 ダウンロードは許されない。 ケータイ/ス…
セブンプレミアム(セブンイレブンのPB=プライベートブランド)が、 1兆5千億の売上げを目指すという記事を見て思った。 コンビニ対食品メーカーの関係で見ると、確かに王様と奴隷の感はあるけれど、 PBがどんどん強くなる構図は、衣料品のSPA化の構図と一緒…
藤井四段が一世を風靡している将棋界、そして、チェス界、囲碁界と いずれもAIが人間を制する世の中となった。 こうした中、アルファ碁を開発したデミス ・ハサビス氏は、 6月4日 日経新聞で、 「これからのAIは、用途を限定したAIではなく、様々な課題をこ…
6月25日放送のNHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か 2017」は、色々な意味で示唆を受けた番組だった。 番組前半部分の将棋のプロ棋士 羽生3冠の発言で、「もしかしたら人間の頭で考えたものは局所的に過ぎない。その外にはもっと広い銀河が広がっている。」…
「AIと人間の違いは、情動があるかないか。 情動とは生き残りたい、存在したいという欲求。 情動は、アルゴリズムに落とし込めないもので、脳をコンピュータに接続しても、置きかわりにくい。 その力がより重要になるこれからは、むしろ意識して鍛えなけれ…
今後10年でもっとも変わること 筆者は、生活者のニーズから考えて、今後、流通では、「3つのレス」が起こると考えている。 ①キャッシュレス ・アップルペイやアリペイ(中国のアリババ)のように、スマホに決済機能を付加して、生活者の口座とリアル店舗のレ…
「集積」という概念がいかにマーケティングに必要か改めて考えてみたい。 ①認知行為 人が多く集まることで情報を知らせるのは明らかに効果的 ②情報交換行為(会話行為) 色々な人々の色々な会話によって、新しい動機が生まれていく ③物々交換行為 市場(いち…
前回、マーケティングに「集積」は欠かせない方針と述べたが、 ITの進化で「集積」がネット(サイバー空間)で行われるようになってきているのが、ここ21世紀に入ってからの変化だ。 インターネットというプラットフォーム上で 「集積」に、世界の人々が参画…
大昔から、人には性格というものがあると皆感じていた。 ギリシア時代、ヒポクラテスは4大気質説を唱えていて、 多血質: 快活、明朗、気が変わりやすい、世話好き 胆汁質: せっかち、短気、意志が強い 躁鬱質: 用心深い、苦労性、悲観的 粘着質: 冷静沈着、…
野村総研の調査で、401の職業について調査した所、49%がAIかロボットで代替可能になるという。(2017年2月14日日経新聞) 飲食業はどうか。 飲食業は、家業や中小企業が中心。2人が基本パターンだ。 AIロボが活躍するようになった時、人間とペアを組むはず…
血液型の話題というのは、老若男女を問わす、昔から出現するものだ。 これを人工知能に学ばせたらどうだろう。 一方的に知識を披露するものではなく、「あるある」的な会話が展開されるように学ばせる。 そこに潜むインサイトとは?
仲間とのコミュニケーションの必要や社用電話がないので 休日出勤は仕事がはかどる。いうのは今は昔の話。 何故なら、平日でも電話をかけるという習慣がなくなりつつあるから。 また、メールの普及により、ダイレクトコミュニケーションも減っているから、 …
前回(tom's eye 65を参照)の続きで、 このコラム(朝日新聞内にニューヨークタイムズのコラム)を読んでもう一つ思ったことがある。 デジタル機器の普及は、インスタントな情報摂取をより良しとする。 次々に飛び込んでくる情報の塊りに対する認知、理解が…
「デジタル機器の普及は私たちの感覚にどんな影響をもたらすか」 という朝日新聞内ニューヨークタイムズからのコラムが面白かった。 骨子は、 「デジタルの世界とは、手っ取り早い楽しみが絶えず無限にあるものだというお約束に近い。ユーチューブの最初の10…
需要と供給。これによって経済のバランスは変わる。 例えば日本の消費市場、これは間違いなく供給過多だ。 では労働市場はどうか。 ここ数年、需要が供給を上回り、人材側の売り手市場になっている。 すると何が起こるのかというと、 経営者側は、 ①過重労働…