AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

tom's eye 63. ウーバーについてもう一言 (クルマの未来)

自動運転の世の中はいつ訪れるのか。 その辺の道のそこかしこで、自動運転車が走り回っている光景が来るまで、実はまだまだ時間がかかる。 何故なら、それを実現するためには、いかにAIでもあまりに変数が多く、解決しなければならない課題が無数にあるから…

tom's eye 62. スーパー・ウーバーとは (クルマの未来)

ウーバーの今は、クルマの所有者の空いてる時間を利用して移動の利便を拡大するというアイデアが元だ。 つまり、普段それを職業としてない人が、にわか運転手として一定時間を費やし、報酬を得るという意味では、 ブルーカラー的労働であり、新手の人海戦術…

​tom's eye 61. 流通 次のコンセプト③ タオバオの新機能 画像検索サービス

中国のアリババが提供している巨大通販タオバオ。 その新機能 画像検索サービス(=写真パシャリ→ネット通販すぐ注文) が受けている。 実際に、消費者が百貨店や商店街で商品にスマホをかざし、AIを使ってタオバオの8億の商品群の中から類似の商品を選び出…

tom's eye 60. ​教育 次のコンセプト 何が何でも東大にはもう古い

私立大学の定員はこの20年で1.2倍になり、定員割れの私大は全体の4割強に達している。 行き先を選ばなければだれでも大学に入れる事実上の『全入時代』だ。 (5月26日 日経新聞より) ほとんどの学生や親が、大学卒を目標にしていたのは、かつて大学は、「い…

​tom's eye 59. 教育 次のコンセプト 起業家精神

世界各国の起業家精神を調べているGEM調査によると、 世界各国に比べ、日本人は起業家マインドが低い。 (11か国中10位) その理由は、他国に比べ、失敗に対する怖れが圧倒的に高いこと。 また、起業機会の認識や能力を有しているという自信も顕著に弱い。と…

​tom's eye 58. 現代将棋をマーケティングに例えると

現代将棋は、平均手数がどんどん減っているそうだ。 「大山将棋の頃は、平均120手、数年前は108手、 今は100手前後じゃないか。」 「駒の使い方を見ると、下がらずにどんどん進んでいく傾向にある。」 (鈴木大介九段言) この話は示唆的だ。 マーケティング…

tom's eye 57. 21世紀の三大イノベーション マーケティングのガラポンが始まる

筆者の考える21世紀の三大イノベーション。 ①インターネット=情報のハイウエイができた。 地球上のモノの情報、人の情報、情報の情報、全てがつながった。 ②クラウド=情報を無尽蔵に溜め込むブラックホールができた。 これは、あらゆる情報のストックを可…

tom's eye 56. AI時代とは? ロボット・コンシェルジェ

自分の脇に、ロボット・コンシェルジェがいて、 例えば、色々なデータを言うだけで整理してくれたり、自分が欲しいデータを瞬時に引き出してくれたりしたら楽だろうな。 まずは、第1段階として、そういうデータ整理&引き出しAIロボを売り出せば、かなり需要…

tom's eye 55. ​AIの時代とはどんな時代か②(羽生善治氏発言から)

将棋の羽生三冠とプリファードネットワークス岡野原副社長との対談の続き 羽生善治氏: 「学習する方法を機械から学ぶという時代は来るのでしょうか?」 岡野原副社長: 「来ると思いますね。人間が最も学習しやすいのは、難しすぎず、簡単過ぎない問題を与…

tom's eye 54. AI時代とはどんな時代か(羽生善治氏発言から)

AI

僕は将棋が好きで、中でも羽生善治三冠が好きだ。 彼を好きな理由は、単純で、棋士の中で、生涯勝率71.6%(2017年2月時点)という図抜けた頭脳を持っているから。 その彼がAIをどう見ているか、日経ビジネスに載っていたので紹介したい。 羽生善治: 「将棋…

tom's eye 53. AI時代でコンピュータが追いつけない分野(AIと人間)

コンピュータが追いつけない分野として、 ・社会的知性…社会的洞察力、交渉力、説得力、他者を支援し、面倒を見る力 ・創造的知性…オリジナリティ、芸術性。芸術性とは、工業的な実用性が基準ではなく、人の心を惹きつけるフォルムやストーリーがあること。 …

tom's eye 52. AIとどう付き合うか

AI

AIが雇用を奪う恐怖に関する記事が喧しいが、 「自分がAIを使う側になる」と考えると状況は一変する。 例えば、自分の業務にAIを組み込むことで生産性を劇的に上げることができる。 結果、自分の時間が増える。 そこを何に使うかが問われる時代になる。 仕事…

tom's eye 51. 教育 次のコンセプト③(生き抜く力とは)

これからの教育のキーワードの一つは、「能動脳を創る」ではないか。

tom's eye 50. 教育 次のコンセプト②(生き抜く力とは)

教育は、これからどう変わるか。 ITの効用は、好きな時間や場所で学べるようになること。ネットに集まるデータを分析し、一人ひとりに最適な学習法を提示できること。 これを万人が平等に享受できる世の中になる。 上記のようなコンテンツ享受の最適化が行わ…

tom's eye 49. 教育 次のコンセプト①(生き抜く力とは)

働き方改革で次々とブラック企業が槍玉に挙げられている。 この動きは一種教育改革にも符号する部分がある。 つまり、社会全体が結果重視の世界から、「生き方」というプロセス重視の社会に変わっていく過程だという気がするのだ。 「毎日を気持ち良く幸せに…

tom's eye 48. セルフブランディングについて

セルフブランディング=自分の発言や記述、演じたりしたことで、自分はこういう人ですと一定のパーセプションを獲得活動は、往々にして、「自分はこう思われてるだろう。」ということと、「他人、周囲は自分をこう思ってる。」という実態は異なるものだ。 セ…

tom's eye 47. 働き方改革に関し(は・た・ら・く とは)

働き方改革。 今は会社の中の正規、非正規という構図で非正規の底上げを図っているが、 そのうち、組織対フリーランスという構図に変わってくるのではないか。 というのも価値づくりの底流が、組織ぐるみのパフォーマンス志向から、個人能力のつなぎ合わせに…

tom's eye 46. これからの会社とは(働き方改革)

ニューヨークを本拠地にブロックチェーンの分散型アプリやツールを開発しているコンセンシス社は、 最先端のマネジメント科学に基づくホラクラシーというワークスタイルを取り入れている。 その基本方針は、 ①役職ではなく役割 ②権限の委譲ではなく分散 ③社…

tom's eye 45. 働き方改革とAIの時代

副業解禁の流れも、組織から個人への大きな流れの一環と考えるとわかりやすい。 会社は、例え、家でデイトレーダーをしていようと、会社で一定のパフォーマンスを発揮してくれれば構わないという考え方になってくる。 これからは、会社の機能が細かく細分化…