今後のマーケティングの焦点は、リアルメディアピープルとネティズンとの融合ではないか。
ネティズンと言うと、部屋にこもってネットばかりやる人という暗いイメージがつきまとうが、そうではなく、インターネットを使いこなす人たちと捉えると、これからのスタンダードだ。
年数を経れば、必然的に一体化するであろうが、今から着手する企業は先行優位を築くことができる。
分離している今だからこそ、ネット企業はリアルに、リアル企業はネットに打って出るべき。
今後、合併も起るだろう。
それを生活者側に立って見ると、日本は60歳以上が3分の1を占める高齢者大国。
彼らはリアル側に立つ。
その彼らをネットの世界に引き込む仕掛けや仕組みというのは、企業や国家として先端に立てる大事な施策ではないか。