AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 135. 未来の知識創造のカタチ ​

 
人間の知識創造の方法とは、
まず、世の中の情報を縦横無尽に取る。
それを自分の頭の中でミングル(混ぜ合わせ)し、自分らしい知恵として世の中に発揮する。
この構造式は古来変わらない。
 
では、これからの未来の様式は何が異なるかと言うと、
自分の知識の外部化ができることが一つ。
 
自分知をスマホ直結のクラウドに溜め込むことによって
今までとは比べ物にならない量を溜め込むことができる
 
もう一つはそこにAIをかませること
それによって、もっと素早く、もっとインテリジェントな活用が
できる
現代はスピードが命だけにこれは大きい。
 
さらにもう一つ言うと、
いくら頭のいい人でも、世の中のあらゆる情報を全て吸収はできない。
そこには無限の情報を有限化するフィルターが必要だ。
 
ではどういうフィルターなのかというと、自分流のフィルターとしか言いようが
ない。
 
それを確立するためには、「自分は何者か」「何に興味があり」
「何を目標に生きるのか」をしっかり自覚するしかない。
 
この「しっかり自覚する」手段として、
自分知のクラウドは重要な役割を果たす
 
僕はそれを「自分の思考基地」※と呼んだ。
 
※拙著「スマホメモ」(CCCメディアハウス刊)より

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