AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 184. クルマの未来 移動時間をどう過ごすか②

前回、クルマの自動運転の普及で、

移動時間をどう過ごすかというマーケティングが浮上すると書いたが、

その時、人々はどう対応するだろうか考えた。

 

2パターンあると思う。抽象化して言うと、

 

一つは消費。それこそ周りの景色を眺め、ボーっと過ごしたり、ゲームや雑誌を呼んで楽しむ。

 

もう一つは生産。つまり、一日の中の知的生産活動に組み入れる

わかりやすく言えば、仕事をしたり、打ち合わせをしたり。あるいは自分の知的作業をするのも一種の生産活動だ。

 

考えてみれば、移動というのは人の生活でかなりの時間シェアを占めていた。

そして、大半は満員電車で人の波に揉まれボーっと過ごさざるを得ない、あるいは自家用車、社用車で目的地に向かって運転するのに集中せざるを得ない環境が普通だった。

 

大げさに言えば、そこから解放される時代がやってくる

 

志の高い人間は、この貴重な移動時間を知的作業や仕事に振り向けるようになってくるだろう。

この時間をそういった知的生産活動に振り向けだしたら、彼らはかなりの知的レベルに上昇していくはずだ。

 

AI時代の到来で、今でも知的格差が生まれると言われているが、

移動時間がそれに充てられると相当な格差を生む時代が来るのではないか。

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