昨今の企業の従業員に対する守秘管理、コンプライアンスがどんどん高次元になっている。
友人から具体的に聞いた話だが、社員の在宅勤務など働く場所が自由になる代わりに、パソコンで使う情報は全てクラウド管理。
ダウンロードは許されない。
ケータイ/スマホもノートPCも、万一紛失した場合の必罰が半端ない。
中途退職者が社内の極秘情報やノウハウを持ち出さないよう徹底的に対策を打つなど、
情報管理に本当にピリピリしている。
また、スマホにGPSが配備されることで、社員の移動もガラス張り。
昔横行したカラ出張や私用タクシーなどはもうできないね。(笑)
これらは何を意味するのか?
一つは、企業の価値が、情報そのものにシフトしていること。
もう一つは、人々の行為に匿名性がなくなりつつあること。
元々、企業での全ての行為に責任が伴うというのは当たり前ではあったのだが、
それがテクノロジーの進化によって可視化されるようになり、
窮屈な社会になりつつあること。
一億総監視社会へと着々とひた走っている感じ。