今やネットを使った消費総額のうち、13%が出前を除く飲食料品だ。(8月1日 日経新聞より」)
世界でも未曽有の高齢化社会を迎える日本では、
この食料品やティッシュ、トイレットペーパーなどかさばるトイレタリー用品など
日常最寄品もネットで買うという動きは、今後さらに加速するだろう。
ここでのネットでという意味は、宅配でという意味合いの方が強い。
日常最寄品を扱うスーパーやドラッグストアには、ここに勝機がある。
彼らは店頭を持っている。
お客さんは、そこで日常最寄り品を自分の目で確かめ、購入することができる。
つまり、ご近所の商圏を設定し、店頭でネット注文された品をその日や指定日に宅配するビジネスモデルを拡大するのだ。
もう着手しているというなかれ。
なかなかうまくいかないんですよというなかれ。
高齢者にちゃんとその利便性を認知させているか。
店頭、顧客の自宅、スマホ全て連動させているか。
店頭でキャッシュレス決済を徹底させているか。
まだまだ改善の余地があると共に、これからもっと伸びるというシナリオを描いているかだ。
これからのスーパーの勝機は、注文配達を取り入れたご近所よろず屋にありだ。