TVをボーッと見ていたり、一日自分の身にならないことをして過ごしたりすると、
えも言われぬ虚無感、無為感に捉われる。
例え正月でもだ。
これは自分の性格もあるかもしれないが、
時代の流れ、時代の空気のせいもあるかもな。
ネットで情報を自主選択できるようになったことで、
情報を自主選択して行かなければ、
脳が「楽しくない」と言い出している
のではないか。
TVをボーッと見ていたり、一日自分の身にならないことをして過ごしたりすると、
えも言われぬ虚無感、無為感に捉われる。
例え正月でもだ。
これは自分の性格もあるかもしれないが、
時代の流れ、時代の空気のせいもあるかもな。
ネットで情報を自主選択できるようになったことで、
情報を自主選択して行かなければ、
脳が「楽しくない」と言い出している
のではないか。
日本と中国の合弁会社は「言葉が違う」「文化や価値観が違う」に加え、「親会社の思惑が思いっきり違う」という、現場にとっては非常につらい“違い”があります。
特にビッグプロジェクトともなると、これを着地させるための労力と負荷は本社勤務時代とは比較にならず、骨が折れるどころか、心まで折れてしまいそうになります。
互いの親会社の思惑が全然違うと、合弁会社内は「代理戦争」の雰囲気を見せつつも、裏では何とか案件を着地させようと調整業務に奔走します。
時に笑い、時にケンカもしながら、それでも中国で共にビジネスを広げてきた合弁会社社内の中方パートナー。意見の合わない案件がひとつやふたつあるからと言って袂を分かつ事はできません。
腰を据えて相手と協議してみると、相手の言い分も「そりゃそうだよな」と思える部分が出てきて、一緒に折衷案なんかも作ってみたりします。
しかし、その折衷案を自分の親会社に提案すると、厳しい「No !」の返事が来て、気が付いたら親会社と言い合いに。
一方、中方パートナーとその親会社の協議結果を確認に行くと「折衷案はありえない!」と親会社にすっかり丸め込まれたパートナーから手のひらを返したように言い切られ、「おいおい味方は一人もおらんのかー!」状態に。
中国との合弁会社に勤める人は、毎日毎日腹をさぐり合うようなすわり心地の悪い状態にも動じず、心が折れないストレス耐性が求められます。
「他人からのアドバイスが素直に聞けない。」
人は誰しもそんなところがあると思います。
上司や部下の進言が正しい気がするんだけど、なんか聞けないなぁ、というようなわだかまり。
中国人の場合、諸事情あるのか、とにかく日本人からのアドバイスをなかなか素直に聞く事ができません。
いくら練り上げられたマーケティング手法やノウハウを提供しても「なるほど」とその時はうなずくものの、サラリと聞き流し。
場合によっては「日本では通用するかも知れないけど、ここは中国ですから、…」と話が終わる前に撥ねられるケースもしばしば。
その一方で「青い目崇拝」とでも言いましょうか、
欧米人の口から全く同じ事を言ってもらうと、「うんうん!」「なるほど!」と大きく頷きながらとても真剣に聞き入れ、
その後何年も「○○さんの教えによると・・・」など言いながら、部下の啓蒙まで進んで行います。
「同じ事を言ってるのに、この違いはなんだ?」と思ってしまいますが、これは逆手に取ると、非常に有効な手段にもなるのです。
例えば、譲れないVISIONの説得や、現地社員に絶対伝えたいノウハウがある場合は、会社にいる米国人、欧州人の口を借りて、彼らに伝えてもらうと効果てきめん!です。
現代人は昔に比べ、情報摂取行為に我慢が足りなくなっているという傾向があると思う。
リモコンによるTVのザッピング視聴だけでなく、スマホ、PSによるザッピング行動が格段に増えているという影響があるのではないか。
情報取捨選択技術が進歩したことが人間の性格に影響を与えている。
「ザッピング脳」と言おう。
文科省が進めている2020年度新学習指導要領にアクティブラーニングという考え方がある。
アクティブラーニング(以下、AL)とは、 「課題の発見や解決に向けて主体的、協働的に学ぶ学習」
それによると、これからの時代に求められる資質、能力は、
「自ら立てた問いに対し、チームとして協働しながら解を見つけ、新しい価値を主体的に創造する。」
「単なる知識、技術の獲得だけでなく、それを活用する思考力、判断力、表現力、
さらには主体性、多様性、協働性がいる」とのこと。
ALが注目されるのは、より能動的、主体的な学習ほど学んだ内容の定着度合いや教育効果が高いから。
アメリカ国立訓練研究所が発表した学習定着率の結果が面白い。
第1位 人に教える
第2位 自ら体験する
第3位 話し合う
第4位 実演を見る
第5位 見て聞く
そうか。N0.1は、誰かに教えることで自らも学ぶんだな。
教師は偉いし、面白い職業なんだ。
AI時代に求められる知と題して、20016年12月24日の日経社説では、「知識や体験を元に、物事を多面的に見る力や考える力、ひらめきを生む感性を備えること。」とあった。
僕に言わせれば、もう一つ。
「やってやろう」というモチベーション力を養うこと。
そういう意味で、文科省が進めている2020年度新学習指導要領は興味深い。
教員が「何を教えるか」ではなく、生徒の視点に立って、「何を学ぶか」を示し、それにより「何ができるようになるか」を問い、「どのように学ぶか」を掲げるという。
そして、その手法が「アクティブラーニング」だ。コンセプトは間違ってないと思う。
毎日をいかに充実して過ごすか。
人とのコミュニケーションや情報からの刺激を受け、やる気が高まっている時を逃さず作業に着手するのが一番と最近思う。
というのも、やる気が高まったその刺激の瞬間から離れた途端、他のどうでもいい情報が次々と脳に舞い込んでくるため、めらめらと燃え始めたやる気がどこかに行ってしまうからだ。
次々と情報刺激が連続する現代は、人の関心はどんどんうつろっていきがちだ。
だからこそ、やる気を感じた瞬間を大切にし、それを活かす所作を身に着けたいと思う。