行きつけの美容院のオーナーに面白い話を聞いた。
元々英語が話せるのがウリで、西欧人の駐在員のお客さんが多い店だったのだが、
最近、日本に旅行に来た一見さんが突然やってくるのだと言う。
理由は、その美容院は時々フェイスブックに広告を出したりしていて、日頃の外国人のお客さんから「いいね」を頂き、その評判を聞きつけてやって来るのだそうだ。
わざわざ外国から美容院に来る動機は、日本のサービスの素晴らしさを経験できるからだそう。
ここから分かるのは、美容院というのは単に髪を切る、整える場所ということではなく、自分を素敵にしてくれる心をうきうきさせる場所だということ。また、現地の美容師さんとじっくり世間話ができ、貴重な情報も手に入る場所ということだ。
美容院も「こと消費」の一つなんだね。
そう考えるとこれからのマーケティングに応用できる。 小さな美容院でも勝機があるのではないか。