AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 30. ​​美容院も「コト消費」の対象

行きつけの美容院のオーナーに面白い話を聞いた。

元々英語が話せるのがウリで、西欧人の駐在員のお客さんが多い店だったのだが、

最近、日本に旅行に来た一見さんが突然やってくるのだと言う。

理由は、その美容院は時々フェイスブックに広告を出したりしていて、日頃の外国人のお客さんから「いいね」を頂き、その評判を聞きつけてやって来るのだそうだ。

わざわざ外国から美容院に来る動機は、日本のサービスの素晴らしさを経験できるからだそう。

ここから分かるのは、美容院というのは単に髪を切る、整える場所ということではなく、自分を素敵にしてくれる心をうきうきさせる場所だということ。また、現地の美容師さんとじっくり世間話ができ、貴重な情報も手に入る場所ということだ。

美容院も「こと消費」の一つなんだね。

 

そう考えるとこれからのマーケティングに応用できる。 小さな美容院でも勝機があるのではないか。

 

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