AI時代の泳ぎ方

AI時代のリスキリング論

tom's eye 181. 大学を再定義する大学ミネルヴァ大学

筆者はかねてから教育の大転換が起るとみている。

 

先の日経新聞大学を再定義する大学ミネルヴァ大学(サンフランシスコ)と題し、そこで実践されていることが紹介されていたので紹介する。

「本やネットで調べられる知識は前もって学んでおくことが求められる。ここでは学生が事前に独学するのだ。

 

授業は知識を吸収する場ではなく、学習した知識をもとに学生が議論を戦わせて、より深い知識へと歩みを進める糧とする

 

教授は累積された各自の発言の質を見て適切な指導をする

しかも全寮制で4年間で世界7か国をめぐる。

平均学費は13万4450ドルと日本の私立大学並 。なぜならキャンパスがないから。金のかかる研究設備もない。」(6月5日日経より)

 

ここから筆者が読み取れること

①もはや知識の吸収は個人でできる

②知識を使った思考のアウトプットが大事

③他者との思考の擦り合わせが大事

④よりグローバル(多様な社会で育った人同士)の擦り合わせと共通体験が大事

⑤言うまでもなく世界レベルでのネットワークづくりが大事

 

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世界最難関とされるミネルバ大学